いま社会に必要とされている職業「介護福祉士」について

少子高齢化が進む日本では、介護に携わる人の需要が益々高まっています。
そうした状況を受け、介護に関する職業の中でも、いま特に注目を浴びているのが「介護福祉士」です。
介護福祉士の資格は、介護職唯一の国家資格。
介護の需要が増し、介護の多様化が求められている今の日本において、介護に関する高い専門知識を備えたこの介護福祉士という存在のニーズが、これまで以上に高まってきているのです。

 

家族が多く、また、複数の世代が一つ屋根の下で生活している家庭が大半であった一昔前の時代では、高齢者・障害者の世話・介助は、家族の誰かが交代しながら行うことが一般的でした。
しかし、平均寿命が延び、核家族化が進み、女性の社会進出も進んだ今の日本では、以前のように家族だけでサポートし合うのは困難な状態になってきており、それに伴い高齢者の一人暮らしや老々介護といった問題が深刻化し始めているのです。

 

いまや80歳以上の2人に1人が、介護が必要とされる「要介護状態」ともいわれる日本。
医療技術の進歩によって介護期間の長期化も進んでおり、寝たきり状態や認知症を抱えた家族の介護は、今や社会問題となりつつあります。

 

そんな中、2000年に、より安心して老後が迎えられる社会、家族の介護の負担を社会全体で支える社会づくりを目指して、ある制度が設けられました。
「介護保険制度」です。
ただし、(様々な対策が打ち出されてはきたものの)残念ながら制度開始から10年以上が経過した今もなお、介護サービスの供給は需要に追い付いておらず、介護の諸問題はさらに深刻化の一途をたどっています。
そこで今、介護の専門的知識を持つ介護福祉士に、この制度の担い手として非常に高い期待が寄せられているのです。

 

人のためになる仕事に就きたいと考えている方、介護職に就きたいと考えている方には、ぜひこの介護福祉士という資格を目指していただきたいと思います。