介護福祉士のニーズの多様化している

これからの時代、介護を必要とする世代は増え続けると予想されています。また、介護の現場も複雑・多様化しているのが現状です。ですから、そのような環境で必要となる介護に関わる資格、介護福祉士は今後の社会で要求される資格といえるでしょう。介護福祉士の条件というものはありません。

 

むしろ、年齢や性別にこだわらずに誰でもその資格を習得することで、様々な介護の現場に対応していくことができます。実施に、近年の介護の現場では肉体的な「力」を要求されるケースが多く、男性の介護福祉士が増えています。介護福祉士という資格の門戸はすべての人に開放されているのです。

 

それではどのように介護福祉士の資格を取得することができるでしょうか?そのためには大まかに2つの方法があります。「1.介護福祉士養成施設を卒業」もしくは「2.介護福祉士国家試験を受験し合格」する方法 です。

 

「1.介護福祉士養成施設を卒業」する方法では厚生労働大臣指定の介護福祉士養成施設において教育を受け卒業しなければなりません。その後、介護福祉士登録簿に登録され、介護福祉士として勤務することができます。
一方「2.介護福祉士国家試験を受験し合格」する方法では、国家試験である介護福祉士国家試験を受験し合格しなければなりません。その後、同じように介護福祉士登録簿に登録され、介護福祉士として勤務することができます。

 

厚生労働省によると、介護の現場で勤務しながら、介護福祉国家試験を受験し資格を取得する人が増加しているという報告があります。介護福祉士の性別比率は男:女が3:7で、女性のほうが多いのが現状ですが、男性の介護福祉士が現場で必要とされていることもあり男性の資格取得者は増加しています。年齢分布は30?40代が半数を占めていますが、20代が3割、50?60代も2割を占めています。20代以下の資格取得者もおりますが、60代以上の資格取得者もそれと同等数います。このことからも介護福祉士の多様性がみてとれます。両親の介護を控え、介護福祉士の資格を所得する例もありますし、多くの人の役に立ちたいという動機で転職するために介護福祉士の資格を取得する例も増加しているようです。

 

介護福祉士取得後、5割以上が老人福祉施設で勤務し、その次に多いのが訪問介護員として勤務する例です。また、その他の就職先として、障害者福祉施設、保護施設や児童福祉施設、医療関係、福祉系高校などがしられています。

 

「介護」そのものは資格など必要としませんが、実際の現場、特に新規採用時には「介護福祉士」という国家資格が要求されることが多いのが現実です。介護施設や訪問介護員でも「ホームヘルパー2級の養成研修終了資格」が最低条件として提示されることが多いです。

 

なので、現実的には介護福祉士の資格を取得していることが、今後の就職のための絶対かつ最低条件ということになるでしょう。

 

介護という性質上、気配りや優しさが要求されるため女性向きで、実際割合が高いため、女性のための職場と思われている介護職ですが、実際には看護師と同じように男性の活躍の場が増えてきています。ですから、様々な年代・性別がバランスよく介護福祉士になることが今後の介護という現場で必要とされていることなのです。