介護福祉士養成施設とは?

「介護福祉士養成施設」とは、専門学校や短期大学、4年制大学などの指定された場所のことを指します。厚生労働大臣が指定し、介護福祉士になるための養成施設のことです。

 

介護福祉士養成課程を卒業

通常であれば、介護福祉士になるためには国家試験に合格しなければなりません。しかし、国家試験を受けずに介護福祉士の資格を取得する方法もあります。それは、高校卒業以上の学歴を持つ場合、介護福祉士養成課程を設置している教育機関に2年以上通学し卒業することです。これにより、国家試験を受けることなく介護福祉士の国家資格を得る事ができます。

 

国家試験を受けるのに必要な3年以上の実務経験がない場合や、高卒以上の学歴を保有している方が介護福祉士を目指す場合に有効な方法と言えるでしょう。介護福祉士に興味を持ったら、まずは自宅の近くに介護福祉士養成課程を学ぶことができる教育機関があるかどうか調べるのが良いでしょう。

 

また、働きながら養成施設で学びたいと考えている場合には、夜間部を備えている学校で学ぶといいでしょう。3年以上通学する事で、働きながら学習することが可能です。

 

養成施設を卒業した場合、国家資格を受ける必要はありませんが、卒業時に全国共通試験を受ける必要があります。これは、介護福祉士養成施設協会が実施している試験ですが、平成28年1月からは資格取得制度が一元化されるため、養成施設を卒業した場合でも国家試験を受験することが求められます。

 

介護福祉士になるためには、法律で定められた指定科目を履修する必要があり、それらを養成課程で学びます。学科だけではなく、実際に実習を体験することで、介護福祉士に必要な経験を積むことが必要です。そのため、介護老人福祉施設などの施設で介護実習をすることを義務付けられています。

 

福祉系大学等と介護福祉養成施設で学んだ場合

これまでにも述べてきたように、厚生労働省の指定する養成施設を卒業した場合には、国家試験を受ける必要はありません。

 

保育士資格を持っている場合

保育士資格の保有者は、一年制の養成施設に入学することが可能です(夜間の養成施設の場合は2年)。卒業することで介護福祉士に資格を取得することになりますが、保育士の資格を国家試験で取得したのであれば、2年以上の養成施設に入学することが条件となります。

 

社会福祉士受験資格を持っている場合

一年制の介護福祉士養成施設に入学することが可能となり、卒業する事で介護福祉士の資格を取得できます。

 

福祉系大学を卒業した

この場合も社会福祉士受験資格を持っている場合と同じで、一年制の介護福祉士養成施設に入学することが可能となり、卒業する事で介護福祉士の資格を取得できます。