介護福祉士の仕事とは

高齢化社会が進む日本にとって、介護福祉士の人材はとても必要とされています。ですから、資格を持っていれば社会の現場で活躍できるチャンスが広がります。
介護福祉士の活用場所を紹介しますと、大まかに約6種類に分けられます。
訪問系・通所系・短期入所系・施設系・居住系・複合系です。
その活用場所によって、業務内容なども違いますからよく理解しておくことが大切です。
介護福祉士の仕事探しをしている場合は、特徴を良く調べて考慮してから自分の条件に見合う職場をすると就職活動で失敗することがないはずですよ。

 

■訪問系の特徴
訪問系の介護福祉士は、原則夜勤が無いというメリットがあります。
名前の通り、介護福祉士が利用者の自宅を訪問し介護をするということが主な仕事内容です。
利用者とマンツーマンでコミュニケーションをとる為、会話のスキルなども求められてきます。
あとは、訪問介護員だと非常勤での雇用が多くなるので頭に入れておきましょう。

 

・訪問看護の仕事内容
訪問看護は、利用者の住宅に行き食事・排泄などの日常生活の介護やお世話などをします。
介護福祉士をみると、訪問介護員やサービス提供責任者などの職種に就くことがほとんどです。

 

・訪問入浴介護の特徴
訪問入浴介護は、利用者の住宅の浴槽を借りて入浴の介護をお手伝いします。
一人で行うのではなく、介護職員と協力してお手伝いをすることが一般的です。

 

・夜間対応型訪問介護の特徴
夜間対応型訪問介護は、定期巡回サービス・オペレーションセンターサービス・随時訪問サービスの3種類に分類されています。
名前からも分かる通り、夜間の時間帯に利用者の自宅で介護を行います。

 

・定期巡回・随時対応型訪問介護の特徴
この介護は、定期巡回訪問や利用者からの連絡を密にしていて訪問介護事業と連携して業務を行っています。

 

■通所系の特徴
通所系の仕事も、夜勤が無いことが多い傾向があります。
通所系の介護福祉士は、送迎やレクリエーション、食事、排せつ、入浴などの介護支援が主な業務です。
マンツーマンではなく複数の職員で対応するので、個人にかかる精神的負担は少なくなります。

 

・通所介護の特徴
通所介護は、利用者が介護施設などに併設されているデイサービスなどを利用するものです。
日常的な介護はもちろんのこと、レクリエーション活動や機能訓練などを行い利用者に満足してもらうことをモットーにしています。

 

・通所リハビリテーションの特徴
通所リハビリテーションは、利用者が事業所を訪れてサービスを利用します。
名前からも分かる通り、理学療法や作業療法などの医療系サービスを実施し、利用者の体力向上を目指しています。

 

・認知症対応型通所介護の特徴
こちらは、認知症の利用者が老人デイサービスセンターを訪れサービスを利用することになります。
こちらも、日常生活のお手伝いや訓練などが実施されています。

 

■複合系について
複合系は、地域密着型サービスと複合サービスの二手に分けられます。
小規模多機能型居住介護は、利用者に訪問や通所のサービス以外にも宿泊サービスを提案しているのです。
ですから複合系の施設に勤務すると、色々なサービスの介護を経験することが出来るから社会経験を積むことが可能です。

 

・小規模多機能型居住介護
小規模多機能型居住介護は、比較的新しい介護サービスとして近年普及しています。
利用者に訪問、通所、宿泊の3サービスから選択することが出来る魅力があるからです。
近年は充実した介護を望む高齢者が増えているので、小規模多機能型居住介護は今後も人気が上がっていくことが予想されています。

 

介護の世界は常にサービスが充実していっているので、今後も新しいサービスが誕生することが予測されています。
介護の仕事は慢性的に人材不足ですから、やる気さえあれば年齢問わず誰でも介護の第一線で業務に携わることが可能となっています。
やりがいを実感することが出来る仕事ですので、おすすめです。

 

●複合型サービス
複合型サービスとは、訪問介護・小規模多機能型居宅介護サービスを2種類以上組み合わせ、利用者に提供するサービスです。

 

●短期入所系・施設系・居住系サービス
これらのサービスを提供する職場では、介護福祉士は生活相談員・医療職の人と連携して仕事をする必要があります。特に、医療系の施設サービスである「介護老人保健施設」や「介護療養型医療施設」では医師・看護師との強い連携が求められることになります。

 

仕事は、早番・遅番・日勤・夜勤などの、シフト制を採用している職場が多くなっています。
夜勤の形態・時間帯などは職場ごとに異なります。ほとんどの職場では、夜勤のあとは朝9時に退勤し、退勤当日と翌日が休日となります。また、夜勤の場合、夜勤手当が支給されることになります。

 

この短期入所系・施設系・居住系をさらに詳しく説明していくと、以下のようなサービスや施設に分かれます。

 

・短期入所生活介護
短期入所生活介護は、介護老人福祉施設・介護老人保健施設で提供するサービスです。
施設利用者が短期入所した場合に、入浴・排せつなどの介護と機能訓練などを提供します。これを行う施設で働く場合、夜勤が存在します。

 

・短期入所療養介護
短期入所療養介護も、介護老人福祉施設・介護老人保健施設などで提供されるサービスです。
介護福祉士の仕事内容は、看護・医学管理下での介護と機能訓練となります。短期入所療養介護は医療系のサービスとなります。短期入所療養介護を提供する場合、医療職との連携が必要となります。
また、勤務形態はシフト制が一般的で、夜勤が存在します。

 

・介護老人福祉施設
介護老人福祉施設は、入所定員30人以上の特別養護老人ホームです。
ここでは入所者に対し、入浴・排せつの介護、機能訓練と健康管理などのサービスを提供しています。
介護福祉士の勤務形態は施設ごとに異なりますが、一般的にシフト制を採用している施設がほとんどとなります。

 

・介護療養型医療施設
介護療養型医療施設は医療色の強いサービスを行います。
施設には療養病床があり、そこに入院する人に対してサービスを提供していきます。医療福祉士の仕事は、看護・医学管理・療養上の管理下のもと、介護や機能訓練を提供していくことです。

 

・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
このサービスは、地域密着型介護老人福祉施設に入所する人に対して提供するもので、地域密着型サービスに位置付けられています。
入浴と排せつの介護・機能訓練・健康管理・療養上の世話などを、介護福祉士は施設スタッフとして提供していきます。

 

・特定施設入所者生活介護
特性施設入所者生活介護は、有料老人ホームなどの入居者対して提供されるサービスです。
他のサービスと同様に、介護福祉士は入浴と排せつの介護・機能訓練・療養上の介護などを行うことが仕事となります。
近年では、このサービス分野に民間企業の参入が増え、施設数が増加する傾向にあります。
スタッフの勤務時間は、施設系サービスと同様にシフト制が多く、夜勤があることがほとんどです。

 

・地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型特定施設入居者生活介護は、その名の通り、地域密着型特性施設となっている有料老人ホームの入居者に対して提供される介護サービスです。
入浴と排泄などの介護・機能訓練・療養上の世話などのサービスを入居者に提供することが仕事となっています。

 

・認知症対応型共同生活介護
認知症対応型共同生活介護は、グループホームに居住している「認知症がある」利用者に対して提供されるサービスです。
サービス提供の対象が認知症であることが特徴ですが、仕事内容はおおむね他のサービスと共通しています。利用者の入浴・排せつなどの介護・機能訓練などがサービス内容となります。
認知症対応型共同生活介護の勤務も、ほとんどの場合、夜勤が存在します。